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ようやくつながったというOさんの携帯で、母に変わってもらうと、明らかに様子がおかしいのです。
話のつじつまが全く合わす、会話になりません。電話の通じなかったこの2日間に何か変調が起こったに違いありません。

東北新幹線や高速バスの復旧がいつになるかわからず、仙台に向かうのは無理と思っていましたが、Oさんに山形まで飛行機で行き、そこから車で仙台に入る方法があることを聞き、すぐに調べることにしました。

報道では、まだ大きな余震の可能性を伝えており、仙台に行くことは覚悟がいりました。
子どもたちとも離れなくてはなりません。
しかし、尋常ではない様子の母を、そのままにしておくことはできないと思いました。

インターネットでルートを探すと、いくつかの方法があることがわかりました。山形までの空の便は数日後まですべて満席です。空路はあきらめて、新潟まで新幹線で行き、新潟からバスで仙台に入るルートを確保しました。

すべての予約が済んだのは、夜の12時近くでした。
翌日には仙台に向かいます。

地震の翌日に卒園式を行うことについては、保育園も悩んだようですが、全園児が参加できることがわかったので、決定に至ったようです。
母親の中で帰宅できなかったのは、私だけでした。

子どもたちは皆一張羅のスーツやワンピースを着て、かしこまった顔で式に参加していました。

名前を呼ばれると「ハイ!」と返事して卒園証書を受け取り、母親に渡しに来ます。その時に「お母さん、○○してくれてありがとう。」と自分の思いを伝えます。泣き出してしまう子どももいて、母親たちの目にも涙です。

式の後はくだけた謝恩会を園のホールで行い、楽しく過ごしました。

帰宅後、仙台の母と電話がつながりましたが、お隣の方に助けられながら何とかやっているようでした。

卒園式の次の日は、家でささやかなパーティーをやりました。子どもたちは久しぶりのアイスに大喜び。でも私は久しぶりのワインにも、大きな被害を受けた故郷である宮城のこと、停電の中一人で過ごしている母のことが気がかりで、心からは楽しめませんでした。

その時、母の隣に住んでいるOさんから電話があり、母の様子がおかしいので、私が来た方がいいといわれました。

Oさんの話し方は穏やかでしたが、一刻を争うような強い感じがありました。

今思うと、卒園式もパーティーもあの日にやっていて本当に良かったのです。

施設から出て駅に向かったものの、全ての電車が止まっており、運転再開もいつになるかわからないのです。

その駅は駅前にお店が何もなかったので、動いていた市バスで私鉄の駅に行きました。アコーディオンのカメさんと、イベント会社の女性も一緒です。

ようやく自宅と電話がつながり、家族は無事でいることがわかりました。
しかしながら、私鉄の方も全く動く気配はなく、公衆電話やタクシーには長い列ができていました。

今日は帰れないかもと思い始め、駅ビルの飲食店で早めの夕食をとり、レンタカーに一塁の望みをかけました。いくつかのレンタカーを当たりましたが既に予約でいっぱい、乗り捨ても不可です。
またスゴスゴと駅前に戻って、しかたなくタクシー待ちの行列に加わりましたが、三百人ほどの列に対して、30分に一台来るか来ないか。それに北風がだいぶ冷たくなってきました。

私たちは観念して、その日演奏をした施設に向かいました。電話が通じないので、門前払いされたらいよいよ路頭に迷います。

30分ほど歩いて着きますと、果たして、職員の方は温かく迎え入れてくれました。すぐに部屋と毛布を用意してくれたのです。その日は施設内の対応で疲れていたでしょうに、嫌な顔一つせずに。

帰れない職員も泊まっているので、あまり空いてないといいながら、体験ルームというベッド、シャワー、暖房、テレビつきのホテルのような部屋を貸してくれました。ベッドは一つでしたが、毛布を数枚重ねれば十分で、シャワーまで使えて、本当にありがたかったです。幸運でした。

テレビでは震災のニュースをずっとやっていて、あまりの被害に言葉を失いました。

その内に仙台の母も無事だというメールが来ました。ほっと一息です。

翌朝には私鉄が動いていましたので、私鉄を乗り継いで何とか自宅に帰りました。
さあ、あと一時間で卒園式です。

その日は神奈川県内の老人施設で仕事でした。老人施設といっても、自立型の高級マンションのようなところです。
入所者の方も皆さんお若くてお元気で、経済的にも余裕のある方とお見受けしました。

午後のティータイムコンサートにケッセ・パッサで演奏させてもらいました。
皆さんノリが良く、お好きな曲では歌ったり、リズムを取ったりしてくれます。
楽器紹介の「天然の美」では笑いが起こり、なごやかにコンサートは進んで行きました。

会も終盤になった頃、お客さんたちがザワザワしています。「地震、地震」という声が聞こえ、気がつくと地面が揺れています。演奏を中断してしばらく様子を見ました。

中庭の池が大きく波立っていました。
耐震がしっかりしている建物のようで、大きくは揺れましたが、特に倒れるものもなく、皆さんも慌てることなく過ごしたので、揺れがおさまるとなんと演奏を再開しました。

その後10分ほどでコンサートは無事終わり、とても喜んではもらえましたが、館内はもうそれどころではなく、お部屋にいた入所者をロビーに誘導したり、てんやわんやでした。
宮城が震源という話でしたが、仙台に住む母にも、自分の家族にも連絡が取れないまま駅に行ってみると、電車はすべて止まっていました。
明日は子供の卒園式です。何とかして帰りたいと思いました。

更新してない間に、3月になってしまいました
今までも何度かお邪魔した高齢者施設のお誕生会に、また呼んでもらいました。
お誕生月の方からリクエストをいただいて、だいたい10曲ほど演奏します。そして、私たちが「お年寄りはこんな曲が好きだろう」というのを、いつもくつがえされます。

今回のリクエストの中には、ベートーヴェンの第9あり、昔の民謡あり、童謡あり、そして美空ひばりから中島みゆきまで、バラエティに富んだプログラムとなりました。
「愛燦々」は人気で、毎回どなたかがリクエストするのですが、涙を流して聞いてくれる方もあり、こちらもグッと来てしまいます。
別れ際には、また会える日を願うばかりです。

誕生会

お誕生会が終わると、入所者の方はケーキとお茶でティータイムです。
私たちもお相伴にあずかり、楽しい時を過ごしました。一緒に連れて行ったアケも、長い間じっと我慢していましたが、ケーキでご満悦です

誕生会

 プーは毎年、保育園時代の仲良し3人組でバレンタインのチョコ作りをするのが恒例になっています。
小学校がバラバラになった3人ですが、会うと果てしなく楽しくおしゃべりに花が咲きます。
今年は、Kちゃんのおうちの好意でお泊りが実現して、その楽しさに輪がかかったようです。

東京に雪が降った日で、私はプーを送って後は失礼したのでチョコ作りには参加しませんでしたが、次の日迎えに行くと3人は名残惜しそうで、「夏休みには2泊ね!」ともう先の約束をしていました。
こんな友達がいて幸せですね。この友情がずっと続くといいね。

60個は作ったというチョコの中から、厳選した(?)2つを私ももらいました。
気持ちがこもっていて、とてもおいしかったなあ。

チョコ

 町田の近くに住んでいたのは、今から十数年前になります。知り合いのつてでボロボロの一軒家で一人暮らしをしていました。その頃は一筋縄では行かない人間関係に巻き込まれていて、良い思い出ばかりではないのですが、今思うと面白いこともたくさんありました。

バブル経済の恩恵を受けて、勤め先の大学の時給も破格に高く、しかも家賃は知り合い特別価格だったために、週2日の働きで十分暮らしていけました。特に贅沢もせず、ひっそりと暮らしていたので、その頃問題を起こした新興宗教の信徒ではないかと近所に聞きこみがあったそうです。
ソローの「森の生活」に感銘し、自給自足にあこがれて市民農園を借り、野菜を作りました。ミニトマトにゴーヤ、枝豆や落花生、ルッコラなんかも作りました。ルッコラはたくさんできるので、知り合いのレストランにあげたり、おひたしにして食べたりしていました。ただ無農薬・無除草剤で行こうとしたため、夏の終わりには私の畑だけ草ぼうぼうになり、雑草畑のようでした。
辰巳芳子さんの本に出会い、保存食作りにもはまりました。梅干しを漬ける赤シソは畑で作ります。おひさまの下で梅干しを干すのは何ともいえず幸せな時間でした。ラッキョウ、味噌や豆腐、それに納豆なんかも手作りしてみました。季節にはゆずのママレードや紅玉のジェリーを作って友達に分けていました。

たまには音楽の仕事もあって、気が向くと練習したり、曲を作ったり、仙人のような生活でしたね。
週末に町田の(今はなき)東急前広場でアコーディオンを弾いていたのもこの頃です。私のつたないアコーディオンにお金を払ってくれたり、コーヒーをおごってくれたり、ホームレスからリクエストを受けたり。半日弾いていると、2,3日分の夕飯代位にはなったものです。

こうして書いていると気づきます。このウツウツとしながらも超マイペースだった時代、それは音大出身のオジョウチャンだった私が、何か自分と社会との関わりを模索して脱皮しようとしていた蛹の時期だったのではないかと。食べ物や音楽に対する考え方はこの頃に築かれた土台の上に、今あるような気がします。

当時住んでいたボロ家はどうなったかと、先日見に行ってみましたら、その区画だけきれいさっぱりさら地になって、駐車場になっていました。なんだかせいせいしました。

音大生の頃からセルマー社のクラリネットをずっと愛用しています。当時はセルマーに直接持ち込んで、具合の悪い箇所を目の前で見てもらっていました。修理代も音大生特価だったような気がします。
セルマーで長くリペアをやっていた腕の良いKさんが独立してからは、Kさんのアトリエに持っていくようになりました。しかしKさんの家は遠いのです。町田のもっと先の方なのです。
昔は私も近所に住んでいたので、車で10分も走れば着いたのですが、今は遙か遠くになってしまい、ついつい修理を頼むことも少なくなっていました。

チンドン屋では雨のなかでも演奏するので、楽器にとってはかなり過酷と言えます。クラシックの世界ではありえない使われようです。長年やっているうちに、あちこちボロボロになってきたので、2月は暇なのを幸い、思い切ってオーバーホールに出す事にしました。
町田に行くのも久しぶりです。昔通った喫茶店はもう無くなっていたようですが、名物食堂の「コシード」は健在でした。

町田

お昼のちょっと前に行くと、次々とお客さんが入ってきて、あっという間にいっぱいになります。厨房では料理が手早くできていって、ぺこぺこのお腹を満たしてくれます。

スパ

私は、「牡蠣の地中海風スープスパゲッティ」を注文。ラーメンどんぶりと見まごうばかりの大きな器にたっぷりと入って登場です。どのメニューもボリューム満点なので、工事関係者など力仕事の男性も多く来ていました。
お洒落じゃないけど、とても活気がある「食堂」です。活気があるお店はいいですね。

町田の話は長くなりそうなので、続く予定です。


目黒

チンドン!あづまやで毎年呼んでもらっている目黒のお稲荷さんのお祭りです。
開催日が日にちで決まっているので、その日が平日でも休日でも同じようにやります。
地元の人はちゃんとわかっていて、お稲荷さんにお参りしてからイベントに参加します。知らない人には私たちチンドン屋がお知らせするという寸法になっているのです。

小さいお祭りながら、商店会もがんばっていて、干物の詰め合わせや新鮮野菜などの目玉商品がたくさん売り出されますが、あっという間に売り切れてしまいます。さらに抽選会ではトイレットペーパーなどの日用品が当たるとあって、行列ができます。待っている人たちが退屈しないように音楽を流すのも又、私たちの役目です。

商品も無くなりかけてお客さんの行列も途絶えたころ、商店会の人が私たちにも抽選していくように勧めてくれました。私はティッシュを当てましたよ。買おうと思っていたのでちょうど良かったです。

目黒2

新台

私自身はパチンコは全くやりませんが、パチンコ店の新台入替えでチンドン屋が呼ばれることが多いので、おのずと新台の情報には詳しくなります。
この度の新台は「巨人の星」。昔見ましたね〜。今見るとありえない話ですが、当時は何の疑問も持たず結構熱心に見てました。

でも私はパ・リーグのファン。今年はパ・リーグ面白そうです。
公式戦が楽しみです。


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