子供との3人暮らしは、それはそれで気楽なものだ。毎日顔を見ればケンカしてるダンナがいるよりは、いない生活の方が明らかに平穏で幸せなのだ。
しかし、毎日の生活は、かなり秒刻みに動かないとこなせないのである。
洗濯、子供を起こし朝ごはんを食べさして、自分の身支度、保育園への送り、仕事、買い物、練習、連絡もろもろ、譜面書き、学校や保育園の用事、保育園お迎え、夕飯の用意、夕飯、食器洗い、遊び、本読み、風呂、寝る前の歌、パソコンで一仕事、ブログ、連絡もろもろ、生協の注文、ちりとてちんの録画を見る、などなど。だいたい毎日が同じように過ぎていく。
経済的に不安はあるものの、子供たちは元気で、私は悩む間もないほど忙しく、夜にはバタンキュー。この春から、PTAのクラス委員を引き受けたこともあって、ますます追われる生活に拍車がかかった。なんとなく、自分のやるべきことをやってないような、いつかは…というモラトリアムな感じを持ったまま、そしてWWBのスクールで話してくれた、パン屋さんの女性の話を、いつも思い出していた。
Oさんから電話があったのは、そんな最中だったのだ。