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いよいよ、起業家ゆめ市場の日が近づいてきて、出店の準備やプレゼンの練習も大詰めである。
先週、受講生全員の前で、プレゼンの練習をした。
私は、家で5分間はかりながら、自分がしゃべるのをビデオに撮ったり、構成をメモしたりして臨んだ。そういうところは、キッチリやらないと気がすまないのだ。
声も大きく、しっかり堂々と、5分以内で話せたと思ったが、みんなの反応は「もっと笑顔で」「やわらかく」「選挙っぽい」「固い」というものであった。
一生懸命にキッチリ考えたことが、まるで裏目に出たのだった。
WWB代表の奥谷さんに、直接アドヴァイスしてもらって、もっと「思い」や「経験」を伝えたほうがいいということになった。そして、もっと、「右脳で」と言われた。
なるほど、人前に自分をさらすことによって、自分の弱点がよくわかるものだ。自分がいいと思っている部分と、他人がいいと思っている部分はどうやら違うようだ。これからは、そういう経験をもっとするだろう。
プレゼンの中に、ホンの少しだけ演奏も入れるのだが、これも皆さんの強い勧めで、チンドンの曲を入れることになった。そして衣装も…?
さあ、当日、どういうことになりますやら。お楽しみ。

そうこうしているうちに、この実践コースの締めくくりである、「起業家ゆめ市場」の日まであと一週間を切ってしまった。
もっと、いろいろ書いてから…と思っていたのに、自分の事業プラン、プレゼン準備、ライブ準備などに追われて、気がつくともうこんな所へ来ている。

そう、私は「こどもたちに生の音を届けたい!」をコンセプトに、5分間でプレゼンをやるのです。演奏もちょっとだけ。
何を仕事の軸にすえるかと考えた時、やはり「子供」かな、と思えたのだ。
子供たちの素直な反応、驚いたり、耳を押さえたり、じーっと聞き入ったり、笑ったり、歌ったり、踊ったり、突っ込み入れたり。そんな子供たちを楽しませたいという気持ちがいつも根底にあって、私の活動は意味を持つようになってきたと思う。同時に、私自身、子供たちから多くのエネルギーをもらって来た。
もちろん、子供以外の、大人やお年寄りも喜ばせたい。でもまずは、今いっぱい感動を経験して成長していく子供たちにこそ、テレビやゲームなどのバーチャルじゃない世界を体験してほしいのだ。

まあ、そんなようなことを5分にまとめて、発表するので、知り合いの方もそうじゃない方も、是非きてください。「起業」に関心のある方には、大いに刺激になることと思います。
日時 2008年7月13日(日)12時〜16時
場所 女性と仕事の未来館 (JR田町駅、または都営浅草線・三田線三田駅より3分)
料金 1000円(会場でお買物ができるクーポン代となります。)
飲食関係の出店が多いので、ヘルシーなパンや焼き菓子などが買えますよ。

詳しくはこちらのサイトへ
→WWBジャパン http://www.p-alt.co.jp/wwb/20080713ichiba.html
また、お申し込みは
E-mail→ wwbj@cyber.gr.jpまでお願いします。「claclaママ雑記帳を見た」と一言お書き添えください。

では、お待ちしていまぁす!!

自分ひとりで練習するのは決してきらいではないのだが、人と一緒に演奏するのはまた格別だ。なぜかチンドンを始めてから、特にそれを感じる。
チンドン屋は、普通3人ひと組で演奏することが多い。誰が欠けても駄目だし、3人の実力があまりにもかけ離れていても、ちぐはぐな演奏になってしまう。(よほど強力な、ベテランの親方クラスのひとが引っ張っていれば別だが。)
3人のノリがぴったり合った時、トランスにも似た、不思議な集中力が生まれる。完全に力の抜けた集中とでもいえるだろうか。
そんな演奏をしていると、自然に人が集まってくる。その時のこちらを見つめるまなざし、その人の記憶の中の何かを呼び覚ましているに違いない表情を見ると、私はそれに答えようとしている。チンドンをやっていて、もっとも楽しい瞬間である。
演奏していて、その場にいる人が楽しいかどうかということは、私にとって重要なことだ。共演者が音楽好きな人ならば、なるべくその人の好きな曲を吹いて、ノッてもらいたいし、相手がノリノリになると、私もノる。
喜楽家のおかみさんは、楽しいと「ヒャッホ!」と掛け声をかけるのだが、これが出ると「やった!」と思う。あるとき、病みあがりの親方が道中物かなにかで、「ヒャッホ!」と言ってくれたので、嬉しかった。
チンドンはリズム中心の音楽なので、ノリがわかりやすいが、チンドンでなくても、私が演奏するときに、聴いている人、一緒に演奏している人がノッて、楽しくなることに最も喜びを感じる。だから私の場合、音楽は主役ではなくて、脇役でいい。踊るためであったり、歌うためであったり、そして時々耳を傾けるものであったり。

片岡さんは、自分が楽しくない仕事はしないと話していた。楽しくないと、続かないからだそうだ。現実には、なかなか楽しくばかりやってられないのではと思うが、実際にそうやって多くの仕事をしてきた人が目の前で言っているので、説得力がある。
さて、私の場合、楽しくできる仕事、それはクラリネットを吹くこと以外には考えられない。では、演奏を仕事にしたとして、何がミッションとなるか?
ここがこれから仕事をやっていく上での肝となるわけだ。
一口に演奏といっても、立ち位置は人それぞれに違う。自分の才能を表現したい人、作曲家の作った名曲を世に知らしめたい人、テクニックを追求したい人、ただ楽器が演奏したい人等々。
私は、これまでにしてきた演奏の中で、どんな場面でもっとも喜びを感じただろうと思い起こしてみた。
すると、聞いている人、一緒に演奏している人の表情が自然と浮かび上がって来た。

私の体調が悪いと、子どもにもリンクするもので、4日目の講義の日、下の子が熱を出してしまった。その日は、休日対応の保育園に預ける手はずになっていたのだが、急遽ファミリーサポートの人に来てもらって、みてもらう事になった。
上の子は、保育園時代の友達とそのお母さんに託して、私は後ろ髪引かれながらも、会場に向かった。
その日はWWBの母体である会社の代表、片岡さんの個別アドバイスがあるので、どうしても休むわけには行かなかったのだ。
片岡さんは、発想の飛躍がすごい人だ。「社会変革」をミッションに、市民バンクやフェアトレードや環境問題や女性の起業などに取り組んできた。「夢をかたちに」と言うのは簡単だけれど、実際に形にしてきた人なのである。
その人が、「何を目的にするか。利益なのか、ミッションなのか」という話をしてくれて、私自身のミッション=使命について考えた。また考えたけど、今度はもっと考えに羽根がはえて、自由に飛び回れる気がした。
ファミリーサポートも1日頼むと、結構な出費である。が、この日の話はお金にはかえられないものだった。

「自分探し」というと、若者が何をやっていいかわからず、旅に出てみたり、ちょっとした冒険してみたり、チンドン屋やってみたり(?)するイメージだが、起業するに当たって、この「自分探し」が重要なことがわかった。
自分が経営者になるというのは、自分を売ることに他ならない。
そのためには、自分を知ること、自分は何が好きで、何が得意で、どんなことなら苦にならず続けていけるのか…、それをとことん突き詰めていくと、次第に自分にしかできない仕事が見えてくる。
子供の頃にさかのぼってみたり、現在の自分が選んでいる仕事の理由を探ったり、とにかく考えに考えたので、とうとう具合が悪くなってしまった。
自分が生き生きと暮らして行くための起業なのに、体を壊してしまっては元も子もない。
しかし、今までこんなに自分を見つめたことはないというほど徹底的に自分と向き合った時間だった。

普通、事業計画書を書くといったら、まず利益を想定して、投資はこれぐらいで、原価がいくらで…というのが先に来るのだろう。商売を始めるのだから確かにそれは必要なことだ。
そして私も、どうやったら夢をただの夢に終わらせず、そこからお金を生み出していけるのかということを知りたかった。
しかし、講師陣はそういうことを教えてくれるわけではなかった。
天然酵母のパン屋を経営している女性に個別相談したところ、「最初から稼ぐことは考えない方がいい」と言われた。彼女自身、最初はただ好きで作っていて、友達などに試食してもらっているうちに、評価されるようになったのだという。その考えは私にとっては斬新で、それまでのプランを180度考え直すほどだったけれど、「これは真実やわ〜(なぜか関西弁)」と思ってスッと腹に落ちる感じがした。
利益は重要だけれど、利益よりももっと大事なものがある、と伝えてもらった気がした。
私にとって、それはいったい何だろう?
起業プランを書くということは、思いがけず自分自身を見つめ直す作業となっていった。

WWBのスタッフによる、損益分岐点の計算や起業プランの指導を受けているうちに、自分の意識が数日前とはまったく変わっていることに気がついた。そこには、やるべきことをやらずにその日を憂いている私はいなかった。
実践コースを受ければ、何かが変わるだろうとは思っていた。それはどこか他力本願な、どうにかしてくれるだろう、という考えに近かったと思う。でも実際には、すべての課題を自分で考え、その課題をやるもやらないも自分次第なのだった。
毎週月曜日に、その週に達成したい目標を決めて、毎日進めて行くのだが、他の受講生にもMLで発表するので、ごまかすことはできない。そうすることで、ひとりでは面倒でほっておくようなことでも、手抜きせずにやるのだ。
こんな風に、目標を立てて、ひとつひとつ具体化していくことが仕事なのだなあ、と改めて思う。ほんの少しだが、経営者の意識に近づいたかも、と思った。

その夢はとりあえず置いといて、講座が始まった。
毎回、大先輩の女性起業家が講師で話をしてくれた。
まだ女性がそれほど経営者になっていなかった時代に、主婦から転身して、インテリア、海外旅行などの事業を手掛けた女性。妊娠中に天然酵母パンの魅力にとりつかれ、趣味が高じて夫婦でパン屋になってしまった方。会社の秘書をやめて、インターネットで着物の通販を始めた女性。
職種はさまざまだが、皆共通しているのは、とにかく仕事が好きということだ。それも生半可な好きぶりではないのだ。逆に、中途半端に好きなことでは一生の仕事にはできないというだろう。
もう一つ、三人の話で共通していることがあった。
三人とも、いい仕事をしようと、自分を見つめ、自分の仕事を検証して、たゆまぬ努力をしてきた人たちだが、そうやっていると、必ず欲しいものが向こうからやってくるというのである。別々の日に、違う内容で話してくれた三人が、まるで打ち合わせでもしたかのようにそう言うのである。
これは、不思議だけれど、真実なのだろうと思った。

私は「音楽工房くらりねっと」という、小さな音楽企画(といったら良いのか?)をやっているが、事業というにはほど遠く、これをどうにかしようと思っていた。それが起業スクールを受けるきっかけだった。
WWBの実践コースでは、まず申し込みの時に、夢作文なるものを書く。もちろん漠然とした夢ではなく、自分がそれで起業したいという意思が感じられる夢である。
私は、忘れていた夢を、突然思い出していた。

昔、指揮者の小澤征爾と、チェリストのロストロポービッチが、普段オーケストラが行かないような田舎で、ゲリラ的にコンサートを始めて、何かわからないけど面白そうと人々が集まって来た、というような話をTVで見たか、なにかで読んだことがあった。
具体的な演奏の様子は、まったくわからなかったけれど、この話がひどく印象に残っていた。そして、私もやりたい!と思ったのだった。

私は、この話を夢作文の自分の夢として書いた。しかし、世界的な音楽家である彼らがボランティアでやっていたことを、まったく無名の私がどうやったら仕事としてできるのか皆目見当もつかなかった。


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