中野の商店街の片隅に「昭和新道(しんみち)」という、飲み屋街があります。
ここ何年か『
昭和メロディアスナイト』というイベントをやっていて、チンドン屋もそのお手伝いをしています。
主役はいわゆる流しの歌い手さん。今年も数組の歌い手さんが呼ばれていて、このイベントに賛同してくれているお店で無料で歌ってくれるのです。
私たちチンドン屋はお店のお客さんと歌い手さんとの橋渡しの役割です。
あいにくの雨だったので、最初はお客さんもポツポツとしかいませんでしたが、夜も更けるにつれてお店の中もお客さんが増えて、歌い手さんも忙しくなりました。
ちなみに上の写真で、ギター片手に奥の方からやってくるのは、一番人気の
田渕純さん。
和田弘とマヒナスターズの最後の歌手で、王子様のようなルックスとそれに似つかわしくない低音の魅力の歌い手さんです。あちこちの店で引っ張りだこでしたよ