夏休みのプーの自由研究は「身近な調味料」に決定。
「それなら醤遊王国行こうよ!!」とすかさず私が提案しました。
地元のおいしいラーメン屋さん「七彩」で使っている弓削田醤油のパンフレットに、その王国の事が載っていたので、かねてから行くチャンスをうかがっていたのです。
真夏の太陽が照りつける暑〜い日、埼玉の高麗にある醤遊王国を訪ねました。
王国と言っても、実際は弓削田醤油の店舗と工場です。
思ったより小さいです。
周りには、醤油とも味噌ともつかない独特の匂いが立ち込めていてムッとするほどです。
見学コースを見せてもらって、醤油のできるまでの過程を知りました。蒸した大豆、炒った小麦、塩水、麹菌だけを使って発酵してできたもろみを絞ったものが醤油となります。それを杉樽の中でさらに寝かせていくとまろやかな味になるのだそうです。
醤油蔵の中には、このような大きな杉樽がいくつもあります。
さあ、見学の後は2階の食堂でお昼ご飯です。
市販されている醤油は加熱処理されていますが、ここでは熱を加えない絞りたての「生(なま)醤油」を味わうことができます。これがトロリとしていて、しょっぱいけど甘いんだな。ウマイです。
卵かけご飯に、その生醤油をかけていただきます。サイコー
デザートは醤油ソフトクリーム。ほのかに醤油の香りがするけど、おいしいよ。
醤油の奥の深さを知った一日でした。
私は、料理の腕は多少まずくても、調味料は良いものを使えば断然おいしくなると思っています。
世の中には、おいしい醤油や味噌、塩がたくさんあるし、家庭でこそ調味料にお金をかけられると思うのですよ。
弓削田醤油さん始め、全国のまじめな調味料の職人さん、がんばってこの味を残してくださいね〜。