チンドン屋は会社勤めと違って気楽な部分もありますが、肉体的には見た目よりもハードな仕事です。
何しろ、重い楽器を持って一日中立って、歩いて宣伝するのです。熱があっても、体調が悪くても、二日酔いでも、元気に楽しそうにしていなければなりません。
私はクラリネットなので、チンドン太鼓の人よりはましですが、それでも仕事が続くと、もうボロボロです。
そして私の場合、子供の世話があるので、そうそう休めません。
昔のチンドン屋のお母さんたちは、どうしていたのでしょう?と思いますが、同居のおばあちゃんや親戚に子供をみてもらって、バリバリ現場に出ていたようです。昔の方が、仕事もたくさんあったからね。
そんなおばあちゃんや親戚がうちにはいないので、保育園やファミリーサポートなどの公的なサービスの他に、いろんな人の手を借りてきました。
元々、子供の世話を人に頼むのは遠慮がちだった私ですが、背に腹は代えられません。遠くのおばあちゃんや親戚もですが、チンドン屋関係の友人を始め、保育園関係の友人にもずいぶん見てもらってきました。
今回青梅では、昔グアテマラを旅行した時に知り合った友人に来てもらいました。不思議な縁ですが、彼女も今では3人の子持ちです。
子供たちは、チンドン屋はたいして見ずに、鉄道の模型や、バルーンの剣や火起こしに夢中になっていたそうです。
ひとつの出会いが、数年後に意外な展開になっていることが最近よくあって、人生面白いなあと思います。
来てくれた友人のブログ、おもしろいからのぞいてみてくださいね。
http://ameblo.jp/umirinco/entry-10394806211.html