夏休みの始まりの頃は、あちこちでお祭りをやるので、チンドンの仕事もお祭りの賑やかしが多くなります。そして、土日なので、子供たちも一緒に移動なんてことになります。
ブービーさんの仕事が終わった後は、子供たちと共にブービーさんの家に行きお泊り。
翌日はブービーさんに子供たちを見てもらって、私はそこから着替えて現場に行きました。
いろいろな人にお世話になって、ようやく仕事ができます。
ある大きな団地の30周年記念のお祭りでした。
あづまやの仕事で、アダチ君とミホちゃんと一緒です。
大きな芝生の広場に、地元の人が露店を出したり、ゲームのコーナーがあったりと手作りの温かい雰囲気が伝わってきます。
午前中は、子供の山車、大人のお御輿の先導をそれぞれやりました。
「わっしょい!」のかけ声に合わせてずっとチンドンの太鼓が鳴り響きます。いつもよりも速いテンポなので、クラリネットを合わせるのも大変です。
担ぎ手はもっと大変だろうと思いながらも、汗びっしょりになって歩きます。
どこからともなくたくさんの子供たちが集まってきて、輪投げや、巨大だるま落としなどのゲームで遊んだり、本格的なスイカ割りで楽しんでいました。
汽車型の自動車(?)の乗り物もあり、私とミホちゃんも乗せてもらいました。
乗りながら「きしゃぽっぽ」など吹きましたが、一緒に乗っている人たちは、まったく反応ありませんでした
。
でも、スタッフや多くのお客さんに喜んでもらって、良いお祭りの仕事でした。