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池袋

チンドン芸能社の仕事で、池袋へ来た。
土曜日の街は、たくさんの人で賑わっている。
いったい、何千人の人とすれ違うだろう?何百人の人にティッシュを配っただろう?

人が多いということは、それだけ社会からドロップアウトした人の割合も多いということで、公園で、また演奏中に、そういう人からよく声をかけられる。
皆さんだいたい、「景気はどう?」とか「がんばってね。」と言う。
チンドン屋はだいたい低く見られる商売なので、特に年配の人からは、『貧乏なのにがんばってる、応援すべき人たち』とみなされている。(まあ、実際そうではあるが…)
しかし、彼らには今の自分を直視したくないプライドのようなものがあって、それがなんだかさびしい。

池

私は杉並区の「子育て応援券」の事業者として登録している。登録していると、親子コンサートなど応援券を使って入場料を払ってもらえるので、やる方にも聴く方にもメリットがあるのだ。
それはありがたい制度なのだが、終わってからの事務手続きがなかなかにややこしい。いただいた応援券の一枚一枚に、事業者名や日にちなどを書きいれ、送付書に記入し…と半日では終わらないくらいの作業が待っている。もれなく記入して応援券を送らないと、お金には替えてもらえないのだ。
コンサートが終わってほっとしたのもつかの間、その作業ももうすぐ終わろうとしていたが、お昼も過ぎお腹はグウグウなっている。さて、何を食べようかな。
冷蔵庫に菜の花が半わ残っているので、菜の花丼にしよう。
レシピはもともと辰巳芳子さんのもので、菜の花をオリーブオイルと塩、醤油でいためるシンプルなものだが、わたしはちょっと変えて、やはり菜の花だからなたね油で共和えならぬ共炒め、酒と醤油で味付けをした。(いつも料理酒として使っている寺田本家の香取が切れていたので、飲み残しの醸し人九平次をちょっと。全国の日本酒ファンの皆さんごめんなさい。)
暖かいご飯にのせると、ほらあっという間にできあがり。これに卵だあさりだ鳥だって足す人がいるけど、菜の花だけのシンプルさ、潔さが良いのです。

菜の花丼
あとは昨夜ののこりの割り干し大根と、なんちゃって手作り豆腐などで、早春の昼飯でした。

2月14日にアップしたかったけれど、サーバの調子が悪く翌日になってしまった。
昨日は、バレンタインデー。
でも、うちでは、午前中がアケの保育園の生活発表会、午後が私主催の親子コンサートと、多忙な一日だった。

チョコ
母&息子はチョコレートには関係なくそれぞれがんばり、プーは、友達と一緒に作った
チョコレートを「友チョコ」として交換するそうだ。
子供らしくて、かわいいチョコでしょう。

クッキー
前日には、コンサートに来てくれた小さなお客様に配るために、プーにも手伝ってもらってクッキーを作った。普段、そんなに大量に作ることがないので、さすがに40袋となると、何度も何度も焼く。それでも一つの袋の中のクッキーは少なくなってしまい、ほんとにちょっぴりでゴメンね。

ケーキセット
コンサート終了後は、プーもアケもそして私も「終わった〜」という気持ちでケーキセットを注文。ドリンクに「カフェラテ」を頼むと、店員さんが「ハートか木の葉の模様にできます。」と言うので、迷わずハートに。

焼きおにぎり
帰ってからは疲れてしまって、残り物のごはんで焼きおにぎりにした。
プーが握ったおにぎりは、心なしかハートの形に。

そんなバレンタインデーでした。

みどりやさんの仕事で、中野のパチンコ店の宣伝。
中野は、昔住んでいたり、プーが通っていた保育園があったりして、今は時々しか来ないけれど、やはり「地元」という感じの町だ。
その保育園のあったところを通ると、民営化でかつての園は取り壊され、すっかり新しい建物が建てられていて、なんだかおセンチな気持ちになっちゃった。

中野1

駅近くの都営住宅は健在で、そこをバックに写真を撮ってもらった。
時間が止まっているみたいで好きな場所だ。

町を歩いていると、保育園時代のプーの同級生にあったり、そのお母さんにあったり。
どの道も、何度も通ったことのある懐かしい道だ。
駅前の丸井は一度撤退したけれど、住民と中野区の強い要望で、また同じところに建てられることになった。
中野は全然おしゃれな町じゃないけど、ビジネスと生活が不思議に入り混じった感じで、慣れて来るとそれも悪くない。あまり変わらないでほしい。

休憩に、新井あいロードからでたところのホットサンド屋さん、BIRTH MARKに入った。
そこでも、商店街に息を吹き込むにはどうしたら良いだろうという話になったが、建物の所有者が、新しく入ってきた人に貸したがらないなど、なかなかに問題は根深いようだ。
しかし、嘆いていても始まらないので、ゼロからでも商店街にとって面白い事を作っていくことが(しかもある程度儲かる事)が大事だと思う。

中野2
BIRTH MARK店内で。

田端

チンドン芸能社で、先週に引き続き田端のパチンコ店宣伝。
前回とはうって変わって、穏やかな早春の一日だった。
ところで、田端のキャラクターって何か知ってますか?
駅前に、かわいい河童の絵があって、なぜだろうと思っていると、田端は芥川龍之介など文士が多く住んでいた町で、芥川の「河童」にちなんでつけられたのだそうだ。
私たちも田端では、ひばりの「河童ブギウギ」をテーマソングにすることに決定。

河童
これが河童の「りゅうのすけくん」

目黒

目黒区のある商店会のお祭りに、チンドンあづまやで行ってきた。
目立たない小さな商店街だが、時々神社の祭礼に合わせて、イベントをやっているのだ。
格安のひものや野菜が売りで、午後からの抽選会にはどこからともなく大勢の人が詰めかけて、チンドン屋の面目躍如だったが、商店会では高齢化と後継者不足というどこにでもある問題をかかえていて、いかに普段の消費につなげていくかということが課題だということだった。
おそらくその問題は根深く、商店主の一人一人、消費者の一人一人の意識が変わることでしか変わっていかないのだと思う。

黒米

最近は、カフェや食べ物屋さんでも、よく七穀米や十穀米のご飯が出てくる。
今や、私は白米よりもそういう雑穀ごはんが大好きである。
私がたまに行く食べ物屋さんで、デザートに黒米のおしるこを食べたらおいしかったので、まねしてみた。
黒米を炊いてから、水を足して少し煮、粗精糖や麦芽水あめ、黒糖など、お好みの糖類で甘さをつける。(そのお店では和三盆を使っていた。)
うちでは、それに焼いたきび餅を入れてみた。
ほとんど全部お米だけど、しみじみとおいしいデザートになった。
お米ってすごいな。

眺め

都内の高層ビル最上階の素敵なレストランで、結婚披露パーティの演奏の仕事があった。
控え室は眺めがよく、片側には六本木ヒルズ、もう片方には富士山という、絶景である。
私とアコーディオンのカメさんのユニット「ケッセ・パッサ」はサプライズの余興ということで、宴たけなわの頃に突然登場。
お客さんは、予期せぬイベントに喜んでくれたが、中に「なんかサーカスみたいだなあ。ああ、チンドン屋!」と言っている紳士がいて、まわりのマダム達にたしなめられていた。
チンドンがなくても、チンドン屋に聞こえるってこと?この場面では、喜ぶべきか否か…。ちょっと複雑な心境だった。

石原裕次郎の歌で、「風速四十メートル」というのがあって、覚えようと思いつつまだ覚えていない曲のひとつである。
1月最後の日は、チンドン芸能社で田端のパチンコ店の宣伝だったが、この曲を吹きたかったほどの強風だった。

田端1
永田親方の傘は、開始後15分で崩壊寸前。

田端2
45分後、完全に崩壊。

田端3
さっきまで傘だった物体。

田端4
しかし、後半は雨もやみ、薄日すらさして、みなにこやかに。

田端という町は、どこかのんびりしたところがあり、道行く人がティッシュを受け取ってくれる率が高い。この日も、雨と強風にも関わらず、サラリーマン風のおじさま達が、わざわざポケットから手を出して受け取ってくれた。
悪天候の日は大変だけれど、人に救われる。

鍋帽子

注文していた麹(こうじ)が届いた。
子供たちも私も、玄米甘酒が好きだが、自然食品店で買うのは、1パック300円台と結構なお値段なんだな。なんとなくいつもケチケチと飲んでいるので、作ってみようと、ネットで調べると、炊飯器で簡単にできると書いてある。
でも、うちには炊飯器がない。シャトルシェフもない。
甘酒を作るのにもっとも重要なのは温度管理で、55度から60度を8時間ほど保たなくてはならない。
そこで、「保温調理法」を採用することにした。普段は、新聞紙などで鍋をくるんでいるが、この際「鍋帽子」なるものを作った。
パワーセラムの鍋で玄米の粥を作り、70度まで冷めたら麹を入れ、鍋を新聞紙、アルミのサバイバルシート、鍋帽子の順でくるみ、湯たんぽを入れたトロ箱につっこむ。
どうしても途中で温度が下がるので、少し火を入れてまた保温。それを2,3回繰り返す。

甘酒

できましたよ。なんと!
初挑戦でおいしい玄米甘酒が!!しっかり甘くて感激です。



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