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のらり8

さて、なかなか次に進めないのでこの辺で終わりにしようと思うが、たった2泊3日の旅とは思えないほどの実りある体験だった。
ただ単に「農業を体験した」というのではなく、地に足のついた農楽里ファームの人たちの生活に触れて、「かっこいーい!」と思った。
無農薬の野菜や米は、虫だけではなく、シカやイノシシなどにも食べられてしまい、時にはテントを張って寝ずの番をするそうだ。仕事は山ほどあり、想像以上に大変だろうと思う。
しかし、環境を守ろうという志を持ち、できる限りの循環型農業をやっている姿を目の当たりにして、都会にいてエコだの有機野菜だの言っていることの薄っぺらさを思い知った。

温泉旅館に行けば、上げ膳据え膳の優雅な時間がおくれたかもしれないが、人生には大して影響がなかっただろう。のらりでの生活は、夕飯を作るのを手伝ったり、洗い物をしたり、うちとは変わらない仕事もあるが、自分の人生にとって、何がしか大事なものを持ち帰ってきた。
東京に帰ってきたら、また、物欲との戦いが始まるのだが…。

農楽里(のらり)ファーム
農業体験ができます。興味がある人は、連絡してみてください。
026-266-3034

のらり6

刈った稲を束ねた後は、干す作業がある。
長い金属のパイプに、隙間なく干していく。だんだん慣れて来ると流れ作業で頭が真っ白になっていく。アケも突然労働に目覚めて、運ぶのに精を出す。

のらり7
田舎に行くと電車の窓からよく見る秋の風景だが、ひとつひとつ手で干してたとは想像していなかった。
干して乾燥した稲は、次に脱穀する。近代的農家は機械でやるのだろうが、ここでは昔ながらの人力の脱穀機を使う。中にドラムがあって、足踏みにより回転する。かなりのスピードが出る。ドラムにはVの時を逆さまにしたような金具がたくさんついていて、回転しながら稲を入れると、モミが落ちてくるという仕組み。
太田さんは、右足で足踏みをこぎながらテキパキと脱穀していくが、私がやってみると、足を踏むタイミングと、稲を入れてドラムに押さえつけるタイミングがうまく合わず、足踏みだけやってもらう。

だっこく1
太田さんは慣れた手つき足つき(?)で脱穀機をフルスピードで回転させていく。

だっこく2
私は、できてるようで、へっぴり腰。

のらり3

翌日は稲刈りの体験をさせてもらった。農楽里ファームでは、ひとめぼれやあきたこまちのほかに、古代米や赤米、黒米など数多くの品種の栽培に取り組んでいて、そのすべてが有機栽培、無農薬である。作業も極力大型機械を使わず、人力で行っている。
私たちは、その無限大にあるかとも思える行程の、ほんの一部を触らせてもらうことができたわけだ。
子供たちはもちろんのこと、わたしも鎌をつかって稲刈りするのは初めて。プーは器用なので、少しやるとコツを覚えたようだ。アケもがんばってやってみたが、まだ手が小さいので、稲の一束がつかみきれず、どうしても刈り残しがあった。
刈った稲は束にして、ロープや藁でしばってまとめておく。

のらり5

下の田んぼは、ファームの主、太田さんがコンバインで刈っていく。コンバインはロープでまとめる所まで機械がやってくれる。
それにしても、ホントに寒かった。

のらり1

夏からのイベント続きでくたびれていた身も心も、ここらでちょっとリセットしたい。それには温泉しかない!と思ったが、いわゆる温泉旅館ではなくもっとディープな田舎へと旅することになった。
そこは、長野県の北部、大岡にある、農楽里(のらり)ファームだ。
夕方東京を出発して、着いたのはもう夜。道路に狐が飛び出てくるような山の中である。

のらり2
これが、母屋。昔養蚕農家だった家屋を改造して、一家四人が暮らしている。
山道を長時間車に揺られてボーっとした頭で家に入ると、その広さにビックリ。子供たちは疲れも忘れてときめいていた。別世界に来たのだ!!

ちらし寿司

起業スクールの同窓生、尾中さんは、マクロビオティックを実践していて、おいしくて健康的なお弁当屋さんをめざしている。
北風の冷たいある昼下がり、同じく同窓生の阿久沢さんと一緒に、お昼をごちそうになりに行った。
写真は、玄米のちらし寿司。彩りが美しく、やさしい酸味で、とてもおいしかった。ちなみに、上に散らしてある黄色いものは、卵ではなく、高野豆腐をウコンで色づけしたもの。
最近、貧血やら、疲れやすいやら健康に不安を持っている私は、尾中さんの少しずつ実践できる玄米菜食の話に、おおいに刺激を受けた。尾中さんも若い時は全くそういう食生活に関心がなく、肉も大好き、コンビニ弁当も気にせず食べが、体の不調をきっかけに食生活を変えたそうだ。最初から完成形があるわけではなく、できることから始めてみようと思った。

ランチ
この日のランチメニューは、ちらし寿司、ひじき煮、大根葉の白和え、お味噌汁でした。満足〜。

そして、その後三人で、天然酵母のパン屋「パオ」にパンを買いに出かけた。
パオさんも、WWBの起業スクールの大先輩、そして成功した起業家として、私達の講師でもあった。ここのパンは、本当に丁寧に作られている。国産の小麦と、自家製の天然酵母で、歯ごたえだけではなく柔らかさも出すのは、とても難しいことなのだそうだ。
軽くトーストすると、小麦のいい香りがして、たまらなくおいしいパンだと思う。
私は、おみやげにするために、大きな農夫のパンを買った。

ビンゴ

チンドンあづまやの仕事で、町会のイベントに出演。
チンドン屋が演奏する懐メロにそれぞれ番号がつけてあって、参加者は手元のカードにその番号があったら、穴をあけていくという、題して「懐メロビンゴ」。会場の体育館いっぱいのお客さんは、次に何の曲が出るかとドキドキワクワクしながら、ビンゴゲームに参加するのである。
なかなかビンゴが出なくて、こちらもハラハラドキドキしたが、あるときを境に大量のビンゴ者続出で豪華景品も見る間に売り切れ。
司会の芸人さんのスムーズな進行にも助けられて、落ち着いて楽しく仕事ができた。
懐メロばっかりだけど、一番後ろで飛び箱に座ってた子供たちが手拍子してくれて嬉しかったな。

コンサートの情報をブログに載せてもらったことがきっかけで、アコーディオン喫茶かるふーるというものの存在を知った。
立川の喫茶店を、月に一度だけアコーディオンの集まりに提供してくれて、プロからアマチュアまで、さまざまなアコーディオン弾きが集まるという。主催のアコーディオン弾き工藤さんは、なんとも素敵な企画を3年前からやっているそうで、頭が下がる。
私も、クラリネットを持ってお邪魔した。
その日は、奈良県のアコーディオニスト神出高志さんのミニライブがあり、満席。(私もキャンセル待ちでようやく入れた)
HONERのボタンアコーディオンの音色を、最前列で聴いた。オリジナルの「人魚と暮らした日々」という曲がすごく切なくて、心にしみた。私のイメージするアコーディオンの音は、ボタンアコーディオンのものなのかもしれないと思った。
神出さんライブの後は、参加者が次々に1曲ずつ演奏。私も、急遽、五十嵐さんというプロのアコ奏者の女性に伴奏をお願いして「クラリネットポルカ」を演奏。皆さん、クラリネットでこの曲を聴くのは初めてだったらしい。
個人的に好きだったのは、池内さんという女性が弾く「スパイ大作戦」のテーマだった。
ラロ・シフリンは好きな作曲家で、私もこの曲をマスターしたくなった。(もちろんクラでですよ。)
たくさんのアコーディオンとアコーディオン奏者に出会って、その魅力を知ると同時に、やはり難しい楽器なんだなあと改めて思った。

田端

チンドン芸能社の仕事で、田端のパチンコ店の宣伝。
田端で降りるのは初めてかもしれない。できたばかりの駅ビルとは裏腹に、少し歩くとおそらく何十年も変わっていないと思われる商店街や、通りに出くわす。
人気のない裏道で、鉦の音に誘われて人が窓から顔を出したり、通りに出てきたりするのは下町っぽい。
歩いて行くと、袋小路にぶつかった。山手線内の町とは思えないような、時が止まったような雰囲気にしばし酔った。
田端義夫の「大利根月夜」を吹いた。

いも
生活クラブにむらさき芋を注文したら、大量に届いた。
まずは、ふかして。(ちょっとピンボケ)

スープ
お次はスープで。これ美味いデス。

アイス
久々にアイスクリームメーカー登場。市販にはない味だよ。

春巻
春巻きの皮で、ふかしたイモをチーズとともに巻いて焼くだけ。イケます。

これでも、まだ一本残っている。何にしようかな。

一服

コンサート後一週間は、脱力モード。
ここは無理せず、休む時は休む。
井の頭公園の木陰のタイ料理屋でお昼御飯。

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