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クローディア

カニグズバーグという、アメリカの女性作家が書いた「クローディアの秘密」を読んだ。
10年以上も前に一度読んだことがあって、面白かったのだ。
ジュニア向けの本だが、大人が読んでも楽しめる。
あらすじはこうだ。
クローディアは家出を計画する。お金にしっかりしている弟のジェイミーも誘って家出する先は、ニューヨークのメトロポリタン美術館。ふたりは習い事に行くふりをして、それぞれヴァイオリンとトランペットのケースに着替えなどをぎっしり詰めて出かけた。
美術館では、警備の目を盗んで、展示品のベッドで眠り、庭の噴水で水浴びをする。毎日、美術品の中で暮らしているうちに、クローディアはある天使の像と出会う。その像のことが知りたくてたまらない。それは、もしかしたらミケランジェロの知られざる作品なのかもしれない。クローディアは、天使のことがわかるまでは、家に帰らないと決心する。
そして…。あとは読んでのお楽しみ。

この、「クローディアの秘密」始め、「魔女ジェニファと私」「ベーグルチームの作戦」など、どれも10代の少女や少年の心の成長がテーマのように見える。しかし、その成長に「ファンタジー」がある。「ファンタジー」は、自分の外の特別な世界ではなく、自分と陸続きのところにあるのだと、気づき始める子供たち。その姿に心打たれる。
私が、今この本を読むのは、私もまた、彼らと地続きであることを確認したいからかもしれない。

クグロフ
「モロゾフ」とか「サカロフ」(昔、仙台にあったケーキ屋さん)、ロシア語のようなドイツ語のような響きのお店は、懐かしい。最近はあまり聞かない。
「クグロフ」という、ゼリー型の親玉みたいな型で、イチジクとくるみが入ったケーキを焼いた。別に、普通のケーキ型でもいいのだけれど。
なぜか、この形だと夢がある。

クグロフ
食べるとき普通のひときれ。

台風13号が東京に近づいている頃、私と子供たちは代官山へと向かっていた。
「晴れたら空に豆まいて」というライブハウスでイベントがあり、知人の誘いで聞きに行ったのだ。
この日は、指揮者の形態模写の好田タクト、kING、くものすカルテットの3組が出演。それぞれ個性の違う人たちで、一時間ずつ演じたのだけれど、面白かったなあ。
子供たちも、桟敷席に陣取ったおかげで、好きなように踊ったり手を叩いたり。
台風のせいか空席も目立ったが、かえって暖かい一体感ができて「参加してる感じ」が味わえた。
最近思うのは、人は(もちろん自分も)ドラマを見れば「泣かせてほしい」し、音楽を聴けば「ノセてほしい」みたい。それがうまくハマると満足できるんだね。
場内は大いに盛り上がり、昔ロシアに行ったことがあると思われる年配の夫婦が踊りだしたり、異国のバーに紛れ込んだみたい。
初めて聞くKINGもとても良かった。曲はみんなで集まって、その場で考えるそうだ。私はそんなことしたことないので、びっくり。

名残を惜しんで帰路に着くと、心配していた雨風もそれほどではなく、ホッと一安心。
私が顔洗ってる間に、子供たちはもうグースカと夢の中だった。

タクト氏
小澤征爾を熱演する好田タクト氏。今度はヤマカズさんもやってね。


キング
クールだけどアツいぜ!キングの選抜(?)メンバー。是非フル編成で聞きたいね〜。


くもかる
おなじみ「猫の楽団」。会場をロシアのダンスホールにしてた。

午前中はアコーディオンのカメさんとケッセ・パッサの練習。そして午後は、デモCD録音のために某スタジオに行った。
何テイクか録ったあと聞いてみると、小さいミスが数か所あったが、スタジオの主人がパソコンのモニターで波形を見ながら、良い方のテイクの音だけを拾って切り貼りしているのでびっくり!聞いてもつなぎ目は全くわからなかった。
それに、エコーをかけると、とたんに上手い演奏に聞こえてしまう。
まるで魔法のようである。
私は、昔のやり方しか知らないので、この一連の作業は新鮮で面白かったが、世の中に出回っているCDのほとんどが、こんな風に操作されているかと思うとぞっとした。
CDはいいけど、生はちょっとね〜、というバンドが存在するわけもわかる。
化粧程度ならいいが、整形までは行き過ぎだと思う。でも、きっと慣れてきたら何も感じなくなるのかもしれない。
まあせいぜい、「お見合い写真とだいぶ違いますね〜」と言われないようにしよう。

  • 2008.09.17 Wednesday
  • 7.8

先週あまりにも疲れて近くの医院に行って採血した。
今日、その結果を聞きに行くと、先生が
「やっちまいましたね〜」と半ばあきれていた。
昨年も同じような時期に、同じような理由で受診したところかなりの貧血だったが、鉄剤もまじめに飲んでいなかったので、先生にすれば「まあ当然の結果でしょ」という気持ちだろう。
貧血の指標となる血色素量が7.8で、標準となる11.3には遥か遠い。
「よく普通に歩いてるね〜」(医師)
「ここまでひどい人は初めて」(助産師さん)
「ちょっとヒヤッとした。」(出産時に出血が多く、助産師さんに言われた)
など、これまでも数々のお言葉を頂戴してきた。
自分では、長年の貧血体質でこれが当たり前なのだが、心臓に送る酸素の量も少なくなるとおどかされると、ちょっとは考えざるを得ない。
しばらくは、鉄剤も飲み、肉も食べるとするかな。(悩むところです)
しかし、この数年間、10以上になった試しがないが、けっこうがんばれている。血色素量が人並みになったら、いったいどれだけ元気になるかと思うと、今は少し損してる気持になる。

敬老会

「女だらけのチンドン祭り」は、おおむねご好評をいただいたが、私個人的には課題が残り、すっきりしない思いを引きずっていた。演奏することに対して、やや自信を失っていた。
地元の団地の敬老会をだいぶ前に軽い気持ちで引き受けたのだが、はたして皆さんは喜んでくれるだろうか、などといらぬ心配をしていた。ボランティアで気楽な現場とはいえ、手は抜きたくなかったのだ。
集会所には60名ほどのお年寄りが集まり、来賓挨拶、毎年恒例の手品、フラダンスといった余興の後、私たちケッセ・パッサの出番である。
「小さな喫茶店」「里の秋」「東京ラプソディー」など、こちらが促すまでもなく自然と歌ってくれて、一緒に歌うのが楽しいことが伝わってきた。民謡や歌謡曲には、ほろ酔い気分のおじさま達が手拍子を入れ、さかんに盛り上げてくれた。
演奏が終わって、お客さんが帰るときには口々に「楽しかった」「懐かしかった」と言ってくれてニコニコ顔だった。
やはり、お客さんが喜び、褒めてくれることが大きな力になることを感じた会だった。

おやつ
こうやって見ると、ただのコーンフレークだが…

教育テレビで夕方「味楽る!ミミカ」という子供むけの料理アニメをやっている。
これに出てくる料理が、どこか手抜きというか、やたら「混ぜるだけ」みたいなのが多い。
プーが見ていて、「これやってみたい」と言っていたのが、カステラとヨーグルトを使った朝食なのだが、番組のサイトにはレシピが載っていない。
ネットで見てみると、しっかりレシピを書いてくれている人がいてありがたい。
こちら→ http://tokunineosu.blog69.fc2.com/blog-category-36.html
を参考にさせていただいた。
ヨーグルト、カステラ、レーズン、ナッツ、シリアル、そしてうちでは蜂蜜をまぜまぜするだけの超手抜きレシピ。
でも、うちのは、ヨーグルトもカステラも手作りなところが手抜きじゃないのね〜。

さてお味の方は、「お〜いし〜い!!」ですよ。カステラにヨーグルトの水分が染みて、「サバラン」風になるのだ。

080913_1326~02.jpg
鳴海君、ワカメさんと。

チンドン芸能社さんの仕事で、池袋のパチンコ店の宣伝。
町を歩いていると「人生横丁」という飲み屋街の看板が。しかし、中はほとんど閉鎖か取り壊しで、まもなく消えゆく運命にあった。
鳴海君とは初対面、ワカメさんとは久しぶりだったが、それぞれの人生の話をしたりした。
なんとなく癒された。

チンドン祭りの事後処理もほぼ終わり、さあ次の準備に取りかからねば、と思うのに体と心が動かない。
夜は早く寝るのに、朝起きるとまだ眠い。それに体のあちこちが痛い。
本格的に疲れていた。しかし「仕事をしなきゃ」という焦りで、どこか空回り。
そんなある朝、起きると右肩が異常に痛くて起き上がれない。四十肩?と思うが腕は上げられる。寝違いにしてもずいぶんひどく、そして気持もやたらと落ち込んでいた。
どうにかしてアケを保育園に送っていくと、私の数少ないママ友の一人Hさんに会った。Hさんはオーケストラのヴィオラ奏者で、最近あまりにハードで、前の日思い切ってマッサージに行ってきたらだいぶ楽になったと言っていた。「たまには自分にご褒美あげなきゃ」といわれて、自分のために全く休んでいないことに気づいた。
その日は練習の予定があったが、時間を繰り下げ、飛び込みで整体の医院に行った。
私が慣れ親しんでいる整体とは違い、結構痛いものであった。しかし、肩甲骨のまわりをグリグリされると、背中がとても楽になった、肩もまだ痛さは残っているが、ずっと状態は良くなっていた。テーピングをしてくれて、3日間ははがさないようにとの事だったが、驚いたことに次の日にはほぼ完治していた。
ネットで「腕がいい」と評判の先生で、話してみると休みには柴又や山谷をぶら歩きするのが趣味という下町好きだった。そして実際に腕が良かったんだなあ。

ズー

前の日の夜、子供たちに「明日行きたいとこある?」と聞くと二人とも「どうぶつえーん」と一致したので、朝二人を叩きお越し、おにぎりを持って多摩動物公園へ。
がんばったつもりだが、到着はお昼頃。それに結構暑い。大丈夫か?私たち。
でも、意外にも空いていて、ライオンバスに乗ったり、チンパンジー舎の前で動かなくなったり(アケが、チンパンたちの面白い動きに釘付け)。堪能した。
次に行く時は、もっと早起きして、オランウータンのスカイウォークを見るぞー!


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