台風13号が東京に近づいている頃、私と子供たちは代官山へと向かっていた。
「晴れたら空に豆まいて」というライブハウスでイベントがあり、知人の誘いで聞きに行ったのだ。
この日は、指揮者の形態模写の好田タクト、kING、くものすカルテットの3組が出演。それぞれ個性の違う人たちで、一時間ずつ演じたのだけれど、面白かったなあ。
子供たちも、桟敷席に陣取ったおかげで、好きなように踊ったり手を叩いたり。
台風のせいか空席も目立ったが、かえって暖かい一体感ができて「参加してる感じ」が味わえた。
最近思うのは、人は(もちろん自分も)ドラマを見れば「泣かせてほしい」し、音楽を聴けば「ノセてほしい」みたい。それがうまくハマると満足できるんだね。
場内は大いに盛り上がり、昔ロシアに行ったことがあると思われる年配の夫婦が踊りだしたり、異国のバーに紛れ込んだみたい。
初めて聞くKINGもとても良かった。曲はみんなで集まって、その場で考えるそうだ。私はそんなことしたことないので、びっくり。
名残を惜しんで帰路に着くと、心配していた雨風もそれほどではなく、ホッと一安心。
私が顔洗ってる間に、子供たちはもうグースカと夢の中だった。
小澤征爾を熱演する好田タクト氏。今度はヤマカズさんもやってね。
クールだけどアツいぜ!キングの選抜(?)メンバー。是非フル編成で聞きたいね〜。
おなじみ「猫の楽団」。会場をロシアのダンスホールにしてた。