私の体調が悪いと、子どもにもリンクするもので、4日目の講義の日、下の子が熱を出してしまった。その日は、休日対応の保育園に預ける手はずになっていたのだが、急遽ファミリーサポートの人に来てもらって、みてもらう事になった。
上の子は、保育園時代の友達とそのお母さんに託して、私は後ろ髪引かれながらも、会場に向かった。
その日はWWBの母体である会社の代表、片岡さんの個別アドバイスがあるので、どうしても休むわけには行かなかったのだ。
片岡さんは、発想の飛躍がすごい人だ。「社会変革」をミッションに、市民バンクやフェアトレードや環境問題や女性の起業などに取り組んできた。「夢をかたちに」と言うのは簡単だけれど、実際に形にしてきた人なのである。
その人が、「何を目的にするか。利益なのか、ミッションなのか」という話をしてくれて、私自身のミッション=使命について考えた。また考えたけど、今度はもっと考えに羽根がはえて、自由に飛び回れる気がした。
ファミリーサポートも1日頼むと、結構な出費である。が、この日の話はお金にはかえられないものだった。