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十条

喜楽家の扇太朗親方は、1月に大きな手術を受けた。
それから、まだ3ヶ月というのに、今日(27日)はパチンコ屋のグランドオープン3日目である。つまり、親方も復帰して3日目ということ。
今までも、調子が悪くなってしばらく休んでいても、仕事が忙しくなると同時に復活してきた。ホントに不死身である。
太鼓も、全盛紀のような勢いはないが、とても3ヶ月前に大手術を受けた人とは思えない。
いつものように淡々と一日仕事をして、休憩のときは淡々と昔の話をする。
その話は、またいずれ。

土浦1

25,26日はチンドン!あづまやの仕事でエンヤコラと土浦まで二往復。
初日は、足立君、ユウコねえさんと。久々の和装&ドラムでした。
「チンドン屋さんと一緒のときは悪天候」になるというKさんが担当で、天気予報では0パーセントだったのに、行く途中パラパラと雨が…。
しかし、なんとか一日持ってくれて良かった。

土浦2

二日目は、足立君、ミホちゃんと。
Kさんは別現場が入って、Yさんが担当。曇天もがんばっていたが、残り30分というところでついに降り出し、お店の希望で、店内チンジャラと玉音が鳴り響く中演奏。
だんだん、その聞こえなさっぷりにも慣れ、勘で合わせるのが快感に変わる(?)

この、雨男との勝負、1勝1引き分けってとこかな。

080424_1318~01.jpg

小学校のPTA委員を引き受けたところ、成り行きで副委員長になってしまった。パソコンで事務的な作業ができる人間が限られているため、忙しいのなんのって。これでお金もらえるんなら苦労はないけど、ただ働きって割に合わない。でもそんな愚痴を言ってるヒマもないほど、次々に行事があってこなしていかなくてはならない。話には聞いていたが、PTA恐るべし。

火、水で書類作成、他の委員への連絡、役員との打ち合わせ、先生への確認、印刷、配布などと目まぐるしく働いて、木曜日は上野の職場へ。4月から、週1出勤にしたので、PTAから逃れるように張り切って行く。
しかし、お昼御飯は新入生でごった返している食堂に行く気にはなれず、近くのカフェ「谷中ボッサ」でランチ。キッシュランチを頼んだら、先客も同じものを頼んでいて、それが運ばれてくると「ワァ〜ッ!」と歓声が上がった。知ってはいるのに私のところにも来るのがすごく楽しみ。

野菜や豆が色とりどりできれい。キッシュに小さいサラダ、スープ、プチデザート、そしてコーヒーがついてくる。これを食べていると、浮世のことを忘れてしまう。

080424_1338~01.jpg
あー、おいしかった。ごちそうさま。

牛2

21日はチンドンよしのさんの仕事で、杉並区の牛丼店のオープン。
同じ並びに「S屋」、はす向かいに「M屋」がある激戦区だが、この地に敢えて開店するにはそれだけの気概があるのだろう。牛丼は牛丼でも、「焼き牛丼」という、今までとは違う新しい味というのが売りの店である。

この日のメンバーは、吉野親方、ミホちゃん、井谷君、そして私だったが、なかなか息が合ってたよ。終わってからも楽しかったなー、と思える現場だった。

下は、焼き牛丼を食べる吉野親方。さて、この味は定着するか否か?
牛1

4月の後半は忙しかったなあ。

20日は毎年恒例、江戸家さんの「世直し大根行進」パレードの仕事が練馬であった。
パトカーを先頭に、チンドン屋、デモ行進と続く隊列が環八などの車道を歩くのだ。
年々、実施時間が縮小されているということで、横断歩道では警官に「急いで急いで」とせかされて、何のためのデモ行進やら。

練馬1
江戸家の春江さんとその息子さんに囲まれて。息子さんはフランス在住だが、帰国中は富山だ、練馬だとひっぱりだこ。チンドン屋で歩くのはちょっとはずかしいそうだ。

練馬2
終点の光が丘の公演では、即席のステージで、即席の舞台。こういうときは直前でバタバタと曲目を決めねばならず、緊張する。

北山公園

八国山を降りて、線路の向こう側の北山公園へ足を延ばす。
ここは、菖蒲を植えていて、6月になると見ごろになるそうだ。池や湿地がある広々とした公園で、向こう側に八国山がこんもりと見えるのが気持ち良い。

日帰りの旅も終盤。駅に向かいがてら、もう一度八国山の方へ向かうと、何やらサックスのような音が聞こえる。きっと誰かが練習しているのだろうと、音のする方へ近づいてみる。どうもジャズの曲のようだが、遠鳴りするテナーの音がしみじみと良い音色である。
どんな人が吹いているのだろうと興味しんしんで丘を登ると、演奏しているのは年配の紳士であった。キーボードの人も一緒に弾いている。
私たちは、近くの椅子に腰掛け、しばらく演奏を聴いていた。ゆるいビブラートと、力の抜けた演奏は、チンドンのベテラン楽士にも共通するものがあり、ただ者ではない感じ。「聖者の行進」など、味わい深かった。
後で話しかけると、昔大きなキャバレーで吹いていた楽士さんだった。しばらく演奏からは遠ざかっていたが、山にお花見に来る人相手に、最近また始めたそうだ。
キャバレーでは、八代亜紀やディックミネ、渡辺はま子や由美かおるのバックなどを務めた。連日大忙しで、練習するヒマなどなかったとか、由美かおるは踊るので曲が長く、譜面が譜面台から落ちて困ったとか、裏話が面白かった。

楽士さん
左の人が、テナーサックスを吹いていた。またお会いしたいものだ。

最近「カントリーロード」が気に入っている。ジョン・デンバーが歌ったあれ。
いやあ、何度聴いてもいい歌です。

でも、ほんとのカントリーロードもいいですよ。
子供たちと、八国山へ行った。東村山と所沢の間にあるなだらかな丘陵で、尾根道は起伏が少ないので、子どもでもどんどん歩ける。トトロの森のモデルにもなっているそうだ。
一歩足を踏み入れると、芽吹き始めた木々の新緑のなんと爽やかなこと!寝不足気味で、朝低かったテンションもたちまち盛り上がる。

八国山

アケはどんどん走り、それをプーと私が追いかける。久しぶりに土の上を長いこと歩く。
広いくぼ地で持ってきたお弁当を食べる。会話が途切れると、いろんな鳥の鳴き声がひびく。時おり通っていくハイキングの人の声がするくらいで、本当に静かなところだ。プーが「時間の流れがいつもと全然違うね」と言っていたが、本当に時が過ぎるのも忘れ、ただ空気や風や光を感じていた。

私が子供のころ育ったアパートは、すぐ裏山が雑木林で、子供同士でしょっちゅう遊びに行った。少し危険な場所もあったが、へび除けの棒をそれぞれが持って、わかれ道でどちらに行くか倒したりした。東京で、そんな環境は望むべくもないと思っていたが、電車で数十分のところに自然が残されていたとは驚きだった。
♪カントリーロード この道 ずっと行けば 
 あの街に 続いてる 気がする カントリーロード

大久保

富山のコンクールの間、東京でも結構仕事があるので、こんなに皆いなくなっちゃっていいの?と思う。
コンクールの結果すら知らぬまま、毎日朝もはよから現場へ直行。

喜楽家のおにいさん、清太朗さんの仕事で、京成大久保のパチンコ店の宣伝。
チンドンは清太朗親方、ゴロスは瀧乃家の幸子さんという二人とも大ベテラン。一緒に仕事するのは久しぶりだったが、衰えを全く感じさせない、安定した力強い太鼓だった。
ベテランの人と組むと、チンドンというのは、チンドン+ゴロスがひと組であくまでもリズムが主体なのだと感じる。若手と明らかに違うのは、音に腰がある、というか、腰が入っているからそういう音になるのか、音が腹に入ってくる感じ。楽士は安心してその波に身をゆだねることができる。
コンクールに行けないことを、少しさびしく思ったりもしたが、こういうことがあると留守番も悪くはないかと思えてくる。2日間一緒に仕事して、チンドンの何か凝縮されたものが体に移った気がする。

東村山

翌日も、よしのさんの仕事で、東村山の桜まつりへ。
地元のお店がスポンサーになり、地元の有力者を招待して、地元の住民が抽選会に並ぶ、ニッポンの正しい地元のお祭りだった。
しかし、始まったのは7年前ということで、桜の木を植えたことを機に、始まったそうだ。

役所の人と話す機会があったが、地域を活性化するというのはすなわち、コミュニティをつくることだ、という話が印象深かった。

御徒町

東京の主なチンドン屋さんは、富山のコンクールへと旅立ってしまった。

チンドンよしのさんの仕事で、御徒町のパチンコ店の宣伝。
アメ横界隈は、すごい人出で、外国人、なかでも中国系の観光客が多い。
歩いていても立ち止まっても、すぐにカメラを向け、一緒に写り、と次々にやってきて途切れることがない。
2,3年前はこれほど中国人観光客はいなかったような気がするが、経済成長の波が目の前に現れているようだ。


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