「雛人形しまっちゃおう、お嫁に行けなくなるから。」とプーはひな祭が終わると、さっさと片付けてしまった。
ひな祭と言っても、給食のメニューでちらしずしや菜の花を出してくれるので、家では簡単メニューでオムライスにした。プーに、顔描いてよというと、お雛様に見立てて、「泣き虫、おこりんぼ、ニコニコ」の顔を描いた。(おこりんぼはアケがすぐに食べちゃった)。
こどもと一緒にいるのは、おもしろい。
今日は、小学校の授業参観だった。子供たちが、生まれてから今までの成長の記録と、親への手紙を読み、親も子供へのメッセージを読むという企画で、親の方は、人前で発表するなんて思っていないから、それぞれがこどもへの熱い思いを書いていて、男の子たちは照れていた。
その中で、Y君のお母さんは、お父さんが書いた手紙を代理で読んだ。Y君が生まれてどんなにうれしかったか、などは他の親も同じだったが、その後に、「お父さんは世界でいちばんお母さんのことが大好きです。」と、お母さんが恥ずかしそうに読むと、クラス中が暖かい笑いにつつまれた。こどもたちには、「おもしろい」と映ったようだったが、そんな風に自分の子供に言い切れるお父さんって、すごい。ちょっと感動した。